2017年02月05日

ライフデンタル 勉強会

お久しぶりです。こんにちは。

院長の喜友名です。節分も終わりこれから春に突入ですね。おすまし

去った1月の末にライフデンタル小禄で勉強会が催されました。

ライフデンタル 勉強会
院長発表からはじまり、衛生士が皆この日のために学んだことを発表しました。

今回演題は
私、喜友名がTCH(歯をくっつける癖による顎関節症悪化について)
主任衛生士、比嘉による態癖(癖による咬み合わせの崩れについて)
衛生士、安里による歯周外科治療の前後(その診断とアフターケアについて)
衛生士、上原による歯科レントゲン、読影の基礎

でした。

ライフデンタル 勉強会

ライフデンタル 勉強会
プラスティックノギスを改造した開口量測定器

TCHとは上の歯と下の歯を起きているときに20分以上くっつける癖です。
え?それが悪いの?と思われると思いますが、これが様々なお口のトラブルを引き起こす一因と言われるようになりました。
顎関節症の患者さんの約半数はこの癖を持っています。ご飯を食べるときなど全部合わせて20分です!
でも、この癖を強く持っている患者さんは一日に5時間も接触させている場合があるといいます。
それによっていろいろよくないことがあるんです。あまくり詳しく語ると長くなるのでこのへんでw

態癖は頬杖や寝相などが咬み合わせに与える影響などを扱います。
もちろんいろんな癖があり原因も結果も一通りではありません。
長い間続くと全身にも影響し姿勢が崩れたりします。

歯周病は歯磨き不良など、色々原因はありますが食べかすの沈着が細菌を増殖させ炎症を起こし歯の周り、多くは歯の周りの骨を自己融解させるちょっと恐ろしい病気です。
ある程度以上の状態になると小手術をして深くて取れない歯石を除去します。
その小手術をする判断と、患者指導と情報提供をし、小手術後にはどのようにその部分をケアしていくかについて衛生士の目線から取り組みました。

読影の基礎では一枚のレントゲン写真からどれだけの情報が読み取れるかに特化しました。レントゲン写真は情報の宝庫です。
これがあることでどれだけいろんなことが予測、判断できるか!ということを扱いました。

日頃診療で忙しいスタッフもこの日のために猛勉強しました。
この成果を患者さんに還元できるよう日々精進の毎日です。






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Posted by LDC 小禄 at 20:06 │歯科治療院内イベント