2015年04月16日
ポーセレン修行
こんにちは 院長の喜友名 です。
暑さと寒さを繰り返す毎日ですが、みなさん体調管理はいかがですか?
さて今回のテーマは技工です。
より自然で天然の歯と近い色表現のできるポーセレンを自分で作ってみました。
ライフデンタルクリニックはISM(イズム)という技工所を併設しています。
これによってより緊密な連携を取りながら患者さんの歯の色や形態を再現したり、お顔とお口のバランスを考慮した歯を作ることが出来ます。
今回ISMのスタッフの協力の下、ポーセレンで右上の5番目の歯を作りました。
基本的にポーセレンには透明感があり、本物の歯のようにすりガラスの奥にアイボリーの色調が透けて見えるような、そういった感覚があります。
これは一般的に保険でつくられる表面プラスチックの歯とは、やっぱり質感が違います。
プラスチックには透明感がなくのっぺりした感じがあります。
しかしポーセレンは、何度でも繰り返しますが、透明感があります。
下の写真は仕上げまで終わったものです。
歯は単純に白いわけではなく、個人個人色調が異なります。
ある人はすこし黄色っぽかったりオレンジ色が入っていたり。
またある人はすこし青みがかっていたり非常に様々です。
なので何十色という色の中から調整しながらその人の色を作っていく、まさにアーティスティックな作業なのです。
ポーセレンに興味ありましたら院長含め、スタッフにお気軽に御相談下さい。
4月の診療スケジュールです。
水曜日と日曜日はご注意ください。お間違えのないように。